439年前の天橋立の今日は?
現在、放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀。
その盟友、細川藤孝(幽斉)の息子・忠興に嫁いだのが、光秀の娘の玉(後のガラシャ)です。
宮津・天橋立にもゆかりが深く宮津のまちは、織田信長の命で、細川藤孝と光秀とで一色氏が治める丹後を攻め落とした後、藤孝が宮津城とともに築いた城下町です。
実は今から439年前の天正9年(1581年)4月12日、
細川藤孝・忠興は明智光秀や茶人の津田宗及、連歌師の里村紹巴らを招き、宮津で「細川三斎(忠興)の初茶会」を開催しました。
その後、天橋立・智恩寺を遊覧し、皆で歌を詠みました。
明智光秀は次の歌を残しております。
「うふるてふ松は千年のさなえ哉」
~今、天橋立に植えた松が千年栄えることを祈る~
翌年、本能寺の変が起こったことから、気になる歌の中身ですね。
ひょっとすればこの日から歴史が動いていたのかも。