【4月24日】丹後最古のお祭り 元伊勢 籠神社「葵祭」
神様「豊受大神」のふるさと【籠神社】にて
“4月24日”に ◆葵祭◆(藤祭)が行なわれます。
紀元前507年に始まったと伝えられ、2500年以上の長い歴史がある、
元伊勢 籠神社の祭礼。
この「葵祭」は、籠神社ともゆかりの深い、京都・賀茂社の「葵祭」と同様の名で、
京都の賀茂社では祭員が「葵の葉」を付けるのに対し、籠神社では冠に
豊受大神様ゆかりの「藤の花」を挿すのが古例となっています。
供奉者による神興の行列が地域を一巡する「御神幸」
その道中や祭礼の前後に繰り広げられる「神楽」・「太刀振り」の芸能が見ごたえ有りです。
このお祭は“京都府無形文化財”に指定されています。
今年は奥宮「眞名井神社」から「籠神社」の現今の地に本宮が遷されてより、
1300年を迎えました。
この機に60年ぶりに復活する大神輿など楽しみな「鎮座1300年の記念祭」
是非、2500年前から続く歴史ある春のお祭を体感して下さい。
●○● タイムスケジュール ●○●
□ 9:00~ -神の道を清める-「神楽」
神輿の出発を前に獅子が舞う。地元では総じて神楽と呼び、
神の道を先に進んで清めておく役割も果たしている。
□ 10:30~ -神の出発を祝う-「太刀振り・大獅子」
神門の下では神が神輿に乗って出発することを祝う太刀振りが
奉納される。神門を入った拝殿周辺では大獅子が暴れて神域を清める。
□ 11:30~ -滅びと再生の旅-「御神幸・神幸祭」
神を神輿にうつし旅に出る。担ぎ手不足などから大神輿は休眠していたが、
鎮座1300年を機に神輿を修復。60年ぶりに今年復活。
□ 12:50~ -恵みの力新たに-「還幸祭」
神輿行列は神社の周りを一周し再び本殿へ。
神は旅することで生まれ変わり、恵みを授ける力を新たにすると
信じられている。神輿の渡御は「滅 びと再生」を意味する神事。
-再生の神を祝福-「大神楽」
神職が祝詞を上げて神を迎えている間、神門前では
生まれかわった神を祝福する神楽「六遍返し」が奉納される。
-神の再生を祝う-「太刀振り」
太刀振りの一行が神輿行列を先導し、祈りがしっかり届くようにと
道を清める。神輿行列が神社に戻ると神の再生を喜ぶ舞を奉納する。
□ 14:30~ -祭礼を締め括る-「太刀振り」
神輿が戻り他の奉納が終わると「チャーハイ」の合図で行進が始まる。
映像は
https://youtu.be/PLbuV5-RQC4